美容に必須!よく聞くラメラ構造って?

お肌の曲がり角は20代後半といわれます。保湿をしても乾燥肌が改善せず、美肌を保つのに苦労する方も多いかもしれません。

実はこれ、角質層の内側にある「ラメラ構造」が深く関係しているのです。

年齢肌に負けないためには、お肌の1番外側にある角質層の働きを強くしなければいけません。

しかし、角質層の厚さは0.02ミリしかなく、紫外線などによって簡単に傷ついてしまいます。

お肌がボロボロになるのを防ぐ上で考えなくてはならないのが、「ラメラ構造を整えること」なのです。

そこで今回は、美肌に必須とよく聞く「ラメラ構造」について解説します。

ラメラ構造とは何か?

ラメラ構造とは、角質層の中に含まれる油分と水分が、ミルフィーユのように重なった層状の構造を指します。

健康なラメラ構造は、美肌をつくる上で適量の水分・油分・セラミドをバランスよく含み、外部刺激からお肌を守るための「角質層のバリア機能」を支えてくれるのです。

ラメラ構造は加齢や間違ったスキンケアで弱くなる

30代に差しかかるとターンオーバーが遅れがちになり、お肌の水分と油分が失われます。

簡単にいえば、年齢とともに保湿力がなくなって乾燥肌になりやすいということです。

この状態を放置してしまうと、乾燥肌、シワ、シミ、大人ニキビが悪化し、ラメラ構造を整えるための水分・油分も足りなくなります…。

「私は保湿をしているから大丈夫」

「乾燥肌がひどくなったら美容液をたくさん付ければいいのよね」

このように思う方もいるでしょう。

でも、ラメラ構造は、間違ったスキンケアをしても弱くなってしまうのです。

ラメラ構造が整うことで得られる美肌効果

私たちのお肌は、角質層のバリア機能が正しく働くことで美しさを保っています。

その角質層が弱ってしまわないように、ラメラ構造を整えなくてはならないのです。

ラメラ構造が整うことで、どんな美容効果を得られるの?

  • 美白効果
  • キメが整う
  • シミ・くすみの防止
  • 乾燥肌対策
  • ニキビの予防
  • 赤ら肌の防止     

高価なスキンケアアイテムを使っているのに、お肌の調子がよくならないという方は少なくありません。

この場合は、ラメラ構造が乱れていることを疑いましょう。

ラメラ構造が整うことによって、陶器肌が手に入ります。

それと同時に、シミ・くすみの防止にもつながるため、わざわざファンデーションやコンシーラーでカバーする必要もなくなるはずです。

また、バリア機能の低下が原因で生じる肌荒れをケアすることもできます。

年齢肌が深刻化しやすい30代~50代の女性にとって、これほど嬉しい美肌効果はありませんよね。

ラメラ構造を整えるための3つのポイント

お肌の外側ではなく内側のラメラ構造を整えるためのポイントは、全部で3つあります。

ラメラ構造を整えたい女性はこの機に試してみてくださいね。

3.1 お肌に加わる外部刺激を減らす

スキンケアにこだわっていても、お肌に加わる外部刺激が多いとラメラ構造は整いません。

それどころか、バリア機能が失われて肌荒れを生じやすくなってしまいます。

  • 目元や顔回りをこする
  • ゴシゴシと強い力の洗顔
  • 紫外線に浴びすぎる

こうした行動はやめて、物理的なダメージをお肌に与えないことを意識してくださいね。

3.2 グルコシルセラミド(スフィンゴ糖脂質)を含む物を食べる

食べ物に含まれるセラミドは、「グルコシルセラミド(スフィンゴ糖脂質)」と呼ばれます。

実はこの成分こそが、お肌のバリア機能をつくるセラミドの原料になるのです。

健康的なラメラ構造を維持するために、下記の食材を毎日の献立に取り入れましょう。

  • こんにゃく
  • 黒ゴマ
  • 黒コショウ
  • ひじきやわかめの海藻
  • そば
  • ごぼう

3.3 ラメラ構造が整う化粧水・美容液を使う

ラメラ構造を整える化粧水・美容液に買い替える場合は、下記の成分を含む製品を選ぶと美肌効果を見込みやすくなります。

  • リン脂質
  • レシチン
  • 人型セラミド
  • 生コラーゲン
  • 天然保湿因子
  • ヒアルロン酸

化粧水と美容液の両方を購入する余裕がなければ、「オールインワン」タイプを使いましょう。

「オールインワンだと美肌効果があるのかが不安」という女性もいるかもしれませんが、日本では他の国に見られないほど基礎化粧品の行程が多いといわれています。

オールインワンタイプでも自分に合ったものを選べば、肌の改善は可能ですし、その分時間を有意義に使うことができます。

ラメラ構造は肌質改善に欠かせない!

女性の誰もが悩む「肌質改善」は、健康なラメラ構造無しには実現しません。

30代~50代の女性向けに販売されているエイジングケア化粧水を買う前に、まずはラメラ構造を整えることを心がけましょう。

日頃の習慣、食生活、化粧水・美容液を少し変えるだけで、肌荒れが起こりにくいバリア機能が育つのですから、こんなにお得なスキンケア方法はありません。

「毎月の化粧品代が高すぎる」「効率よく美肌を目指せないものか」と悩んでいるあなたは、お肌を内側から支えるラメラ構造を整えてみてはいかがでしょう。


この記事の監修:鈴木ハーブ研究所

コスメコンジェルジュ(日本化粧品検定協会認定)

 片岡 祥幸