「若返りのハーブ」ローズマリーの特徴と利用方法

 

ローズマリーは、古代から香水に使われ、美容と老化予防の薬とされたハーブです。 特徴的な強い香りは脳・心・内臓に働きかけ、気分を高揚させ活気づけます

ここでは、

・ローズマリーはどんな効能を持つハーブなのか

・どのように利用できるか

をご紹介します。 (分類や原産地などの基本情報はこちらでご紹介しています)

 

ローズマリーの効能

 

ローズマリーの効能は、

・集中力や記憶力を高める

・アンチエイジング

・認知症予防

・花粉症の緩和

・殺菌

など、さまざまです。

 

瞬間的に目を覚まし、脳を明晰にする働きで記憶力や集中力を高めます

 

近年では精油の芳香成分が交感神経を優位にするとの研究結果により認知症予防などにも利用されています。また、同時に血行を促し血管を丈夫にし、消化器全般の機能を高めることから、「若返りのハーブ」とも呼ばれます。

 

成分としては、

・精油

・フェノール酸

・ジテルペン化合物

・フラボノイド

・タンニン

などを含みます。 このようなローズマリーの多岐にわたる利用法のうち、何種類かをご紹介します。

ローズマリーの活用方法

ハーブティーや料理の香りづけなどの飲用・食用、マッサージなどの外用剤、美容液などのローション剤、シャンプー剤、芳香剤、クラフト材料など、様々な用途で利用されています。 ここでは、アロマスプレー、マッサージオイル、ハーブティーの作り方をご紹介します。

 


 

<気分をリフレッシュ!アロマスプレー> 

【殺菌・消臭】【集中力アップ】

 

 

無水エタノール(ウォッカでも代用可)        5㎖

ローズマリーの精油              10~15滴

精製水                       45㎖

スプレー容器

 

<作り方>

まず、スプレー容器に無水エタノールを入れます。次にローズマリーの精油を入れ、よく振って混ぜます。

次に精製水を入れ、再度よく振り混ぜたら完成です。

 

<使い方>

冷暗所で保管し、2週間くらいで使いきりましょう。肌に直接触れないように、ルームスプレーとして利用してください。 殺菌・防臭作用もあるので、ハンカチやシャツにアイロンをかける際のリネンウォーターとしても利用できます。

 


 

<冷えや疲れに!アロママッサージオイル>

【血行促進】【鎮痛】

 

 

植物油(ホホバオイル、スイートアーモンドオイル等)15㎖

ローズマリーの精油(ローズマリーシネオール)   6滴

保存容器

 

<作り方>

保存容器に植物油を入れ、次にローズマリーの精油を垂らし入れ、よく混ぜてできあがりです。

 

<使い方>

●手足の冷えやむくみ、血行不良が気になるとき

 手足や骨盤、仙骨のあたりにブレンドオイルを塗ってマッサージすると、血行が促進されて体が温まります

 

●頭痛や月経痛がするとき

頭痛がするときはこめかみに、月経痛がするときには腹部にオイルを塗りましょう。

 

●眼精疲労、頭皮のマッサージをしたいとき

植物油を30㎖、ローズマリーの精油を3滴混ぜ合わせ、パッチテストを行ってから利用しましょう。こすらないように、深呼吸しながら眉間や眉の上をマッサージします。

 

 


 

<勉強や仕事の前に!ハーブティー>

【集中力アップ】【目覚まし】

 

 

ローズマリーのハーブティーは、目を覚まし、やる気を呼び起こすはたらきがあります。

フレッシュハーブとドライハーブ、どちらも利用できます。

見た目の色や美しさはフレッシュハーブの方が優れていますが、薬効を期待するならばドライハーブの方が3倍近い効果を発揮するともいわれています。

 強い香りがしますが、クセがなくスッキリとした後味が特徴的で、レモン系のハーブをブレンドしたり、はちみつを加えたりしても美味しく飲むことができます。

 

<作り方>

ティーポットに適量のローズマリーを入れ、熱湯を注ぎます。ガラス製のティーポットを利用して色を確認しながら、初めは薄めに淹れて試してみるのがオススメです。

 

<飲み方>

勉強や仕事の前、血圧が低くて朝つらいときなど、集中したいときにおすすめです。 神経性の頭痛をやわらげる効果や脂肪分の消化を促進する効果もあるといわれています。

 


 

まとめ:ローズマリーは気軽に利用できるハーブ

 

ローズマリーは育てやすく、様々な利用法や効能があることから、初心者からベテランまでオススメのハーブです。

日本では近年テレビで認知症への効果が放映されて、その存在が注目されつつありますが、外国では街中の公園などによく見られ、家庭料理のレシピにも登場するポピュラーなハーブです。生活の中にローズマリーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

【注意事項】

妊娠中は治療目的での使用は避けること。精油を使用する際は外用のみとすること。

ローズマリーの葉を過量に摂取すると、人により痙攣を起こす恐れがあります。高血圧の人は常用を避けます。連続して長期間の使用は避けます。香りが強いので少量で使いましょう。

ハーブが育つ場所によって含有成分が変化するので、精油を利用する場合は目的に応じたケモタイプを選んで利用してください。ハーブティーやアロマオイルは刺激を感じる人もいるため、少量から試し、他の緩和ハーブと併用などして利用しましょう。 (ご注意、免責事項

 


この記事の監修:鈴木ハーブ研究所

鈴木ハーブ研究所 代表取締役 鈴木さちよ

ハーバルセラピスト(日本メディカルハーブ協会)

        アロマアドバイザー(ナード・アロマテラピー協会)